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ラ・トゥール展


今日はアートの世界のお話を。
上野の森の国立西洋美術館で行なわれてる17世紀のフランスの画家、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展に行ってきました。

感動を語る前に、私とこの画家との出会いについてを少々書かねばなりません。
子供の頃、わが家には「美術百貨辞典」という、オールカラーの重々しい辞典がありました。私はそこで、著名な画家たちのカラフルで美しい絵画の数々を眺めるのが、大好きでした。中でも一番心惹かれたのが、ラ・トゥールの一枚の作品でした。
それがこちら。「生誕」です。
b_30.jpg
生まれたばかりの赤子のキリストを抱き、愛情に満ちた静かなまなざしを向けるマリアとアンナ。この絵が子供の頃の私の心を捉えて離さず、「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール」というちょっとややこしい画家の名前もしっかりと頭に刻み込まれました。

でもラ・トゥールという画家のことは何も知りませんでした。確か学校の教科書等でも紹介されていなかったと思う。この画家の名を知っている友達も、周りには全くいなかった。作品もこの「生誕」以外に見ることはなく、私にとってラ・トゥールという画家は「憧れ」であると同時に「謎」であり、その作品に「直に」触れることなんて、夢のまた夢だったのです。

だから今年の初め、某新聞で「ラ・トゥール展開催」の告知を見たときには、仰天しました。「夢のまた夢」が「現実」になるのだから…

でも今日、ラ・トゥールの作品についに会えました。数十年越しの想いが実ったような気持ちで感慨無量です。すいません、芸術的なことは私にはよくわからないので、作品の解説等はしないでおきます(というか、できません)

でも感じたことを少しだけ。この画家の作品は、たった一つのロウソクの光源のみを用い、人物を浮き立たせているものが多い。それはこの「生誕」のようにとても静かで深遠な世界。でも見る者の心を一瞬にしてとらえ、忘れられないものにしてしまうのは何故なんだろう?そんなことを思いながら、一枚一枚を見つめてきました。ラ・トゥールの作品には余計な装飾が一切ない。静かなまなざしで思いふける人物のみ。決して押し付けがましくなく、見るものの想像力をかき立てる。そしていつの間にか私たちは、無意識の内に作品世界に引き込まれてしまう。だから忘れえぬものになるのかも知れない…
b_31.jpg
左「聖ヨセフの夢」 右・「大工の聖ヨセフ」

この画家の作品は戦乱等時代の波にのまれ、殆どが失われてしまって、現存するのは世界でたったの40点ほどだそうです。その内の半数が展示されていました。作品の痛み具合や希少的価値から、これだけの数が集まったのも、奇跡的だそう。そしてこれが、日本で最初で最後の展示になるかもしれないということでした。ああ、この出会いに感謝したい気持ち。会期中に何度も足を運んでしまいそうです。
開催・国立西洋美術館
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かゆり ⇒ 見たいわ~

RIKIさん、こんにちわん♪
うおお!生ラ・トゥールを見たのね~。ヨイな~。
(なんか、ノリが軽すぎる、わし・・・)
40点ほどしか残っていないなんて、もったいない。
あれほどの光と闇の柔らかさを描ける人は稀だというのに。

RIKIさんが幼い頃、ガーン!と衝撃を受けた作品「生誕」。
素晴らしいですね。
見入ってしまいました。
私も、忘れられないかも。
いつか私も見たいよ~!

  • |2005.03.18
  • |Fri
  • |04:56
  • URL
  • EDIT

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RIKI ⇒ 見ちゃった~

かゆりさん、ども!(私も軽いノリ;)
感動でした、生ラ・トゥール。
まさか日本に来てくれるなんて。うるうる…
そう、本物の作品(真作と言うらしい)は40点ぐらいしかないんだって。
模作はけっこう残ってるようだけど。
「生誕」は残念ながら今回来てなかったの。
でもヨハネさんシリーズがよかった~(ので貼りました)
マグダラのマリアも美しかったよ~

宗教画以外にもいい絵がたくさんあったので、
もう一回じっくりゆっくり見に行くつもりです。

  • |2005.03.18
  • |Fri
  • |13:11
  • |URL
  • EDIT

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