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Chalkhills and Children


古本だけどこんなのゲットしました。読みごたえありだったので、300Pを2日で読んでしまった。実は久々の読書だったりして(笑)
XTC
うーん、帯がすごいね。「英国きってのカルトバンド」XTCの、メンバー公認・世界で唯一の伝記(?)本です。
最近急にXTCを聴きだした私には、トリビア~な内容でした。
ツアーもせずヒット曲も少なく、音楽業界の原則に従うことを拒みながら、それでもなお業界は彼らを貴重で稀有な存在とみなしている。
表紙にこう書いてあります。92年発行(でも私のは98年の第2刷)のものなので、今でも彼らは業界からそう見られているのかどーかは分かりません。でもMixiのコミュには2700人を越えるメンバーがいたり、youtubeにはたーくさんの映像が上がってるところを見ると、やっぱり今でも世界中のファンに愛されているんだなぁ・・・と思います。中でも特に熱狂的なのは日本のファンみたいですが、これはXTCファンを公言する、プロのミュージシャンの影響もあるのかも知れません。奥田民生、高野寛、L-Rの黒田兄弟その他多数の名が、「Apple Venus」という1999年発売のアルバムに載ってました。ほほ~、民生ちゃんてそうだったのか。L-Rと高野くんのひねりの効いたポップスの上手さはXTC譲りだったんだね。深く納得。

本の内容ですが、とても冷静にあれこれ分析しつつメンバーのインタビューもしっかり行なっているため、大変濃いです。特にアンディ・パートリッジがステージ・フライトを起こし、以後ライブ恐怖症になっていくくだりは、読んでるこちらも胃がひっくり返りそうに苦しくなります・・・
ツアーとレコーディングに明け暮れた5年間(5年もツアーしてたんだ!)に、どんどん消耗していくアンディと、バンドメンバー。
それからデビュー時の契約から、どんなに働いても少ないギャラしかもらえないという事実。
とうとうライブ停止宣言をし、そこから新たに始まる苦悩。
レコード会社を辞めたくても、契約を盾に辞めさせてもらえず、ムダに過ぎた時間などなど・・・
ああツライ。あんなにポップな曲ばかり作る(でも詞はものすごいシニカル)彼らが、こんなにも苦労してたなんて。

でもアーティストとして妥協は決してせず、意思が常に一環しているところが、多くのほかのミュージシャンの共感を呼ぶんでしょうね。共感を超えて、憧れの域だろうなきっと。

とてつもなく長くなりそーなので、続きは追記にて~
文中何度も「貧乏」って言葉が出てくるんだけど、ツアーをやめてからは収入源がレコード印税だけだからねぇ・・・相当困窮してたそうですよ;;
でも彼らはわかってるんですね。アーティストが本当にやりたいことだけやっていたら、稼げないことを。だから貧乏だっていいんだって。本当に欲がない人たちだ・・・欲はすべて作品に注いでいたんだろうなぁ・・・

アンディが面白いこと言ってました。「小説家や画家は、作品を出版するが人前で発表したりしないだろ?音楽だってそれと同じだ」って。ライブでファンと触れ合うことも大事だと、マネジメントに言われても「ステージと客席が何メートルも離れてるのに、何が触れ合いだ?そんなのはウソだ。だって俺たちはライブを楽しんだことなどなかった」って。だから彼らはライブ活動をやめて、その時間を全て制作にあてることを選択したそうな。ファンとはレコードを通じて触れ合える。作家や画家と同じだ。それで十分じゃないか。と。
なんか考えさせられました。もしかして大概のバンドやミュージシャンの本音は、アンディの言うことと同じなんじゃないかと。ギャラのためにやってるのかなぁ・・・ってね。リスナーとしてはあまり考えたくないことだけどね・・・

うーん、長くなってしまった。私はまだXTCを聴きだして日が浅いので、彼らの事はよく知りません。でもアンディもコリンも根っからの音楽家なんだと思います。それこそ稀有な存在の。
最後に、コリン・ムールディングの貴重なソロインタビューを見つけたので貼っておきます。
⇒ Colin Moulding Interviews
この本の中で詳しく触れていない箇所を補完する内容です。実はライブ嫌いなのはアンディだけでなく、コリンもそうであったという事実にびっくり(笑)
それからXTCのことを「ブランド」だと言い、そのブランドにはとても信頼できるリスナーがついているから、ソロ活動など考えたこともない、と。
ライブをしなくてもしっかりファンとの信頼関係は築けるって訳ですね。それも素晴らしい音楽を作り続けているからこそ、だと思うけど。
そんなコリンさんには最近引退説が流れてますが・・・どうなるんだろう?
アンディは、XTC初期のメンバーのバリー・アンドリュースらと共に「Monsterance」というユニットでアルバムを出しました。
昨年暮れ頃のロングインタビューはこちら(英文)
⇒ Andy Partridge Interviews
まだざっとしか読んでないけど、コリンの引退について言及してます;;
それからお嬢さんがバンドを始めたことなども。The She Beatsってなかなかセクシーな女の子バンドですよ。
息子さんはアニメーションの勉強してるらしい。未来のウォルト・ディズニーだって(笑)
どちらもアンディの遺伝子をしっかり継いでいるようです。
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マル

どこかのインタヴューでプロデューサーをプロデュースするアーティストだと言い得て妙なこと言ってる人がいました(笑)

銀行行ったらお金限りなく0に近いぐらいしか入金されていなかったという趣旨の発言もありました。
R.E.M.のメンバーもツアーやりすぎで過労で死にかけたことありましたよね。やはり毎晩移動は僕らが考える以上に過酷なんでしょうね。ニック・ケイブも体力的に辛いからやりたくないと言ってたような気がします。

  • |2007.05.14
  • |Mon
  • |23:19
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acchi ⇒

私はXTCってバンドに関しては全然知らないんだけど、この本の内容にはちょっと興味あるな。
ライヴって、100%とは言わないけど…アーティストの意思で、やりたくてやってるんだって思ってた…!
でも、ライヴって基本的に儲からないっていうけどな。規模が大きければ大きいほど、赤字が出るらしいし…。だから赤字を出してでも、ファンの前で演奏したいと思うからこそ、アーティストはツアーやってるのかな~って。
う~~~ん。な~~んか、ショック(^^;)

  • |2007.05.14
  • |Mon
  • |23:59
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RIKI ⇒

>マルさん
プロデューサーを育てる。そうですね。リリーホワイトやジョン・レッキー、ヒュー・パジャムなど、知ってる名前がぞろぞろ出てきましたよ。みんなXTCの(アンディの)お世話になったんだ(笑)

ツアーの出る前のストレスって、ものすごいものがあるんだって。恐怖なんだそう。JDのイアンやINXSのハッチはツアー出発直前に自殺しましたよね・・・
REMのバンド名ってXTCを見習って付けたんだそうですね。INXSもそうなんだって。どっちもメンバーがファンだったそうです。知らなかったわぁ。

>acchiさん
私もミュージシャンはみんな人前で歌うのが好きな目立ちたがりだと思ってた^^;
でもそーじゃないんですねぇ・・・もちろんツアーが生きがいの人もいると思うけど。
うん、ライブはホントに儲からないみたい。でもCD売るためのプロモーションとしてやらにゃならんそうです。作ってプロモってまた作って・・消耗するよね。大抵のバンドが5年くらいしか持たないのは、その消耗のせいなんだね;;

こんなことあっけらかんと言えるのは、XTCだけでしょうね。しがらみがないから・・・^^;

  • |2007.05.15
  • |Tue
  • |08:52
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あまぐり ⇒

へ~~~、そうなんだ・・
ライブってミュージシャンもファンも好きなんだと思ってた・・・。
まあ、たしかに・・私のイケメンさんたちのツアースケジュールとその間のプロモ活動とかみてると・・
たいへんそうだもんな・・ボイストレーニングとかする時間もなさそうだし・・。(クラシック系でこれはつらいと思うんだけどねえ)

ホールさんオーツさんだって老体にムチうってがんばってるよねえ・・(まあ、彼等はライブ好きそうだけど・・)

ライブはみたいけど、消耗していくのは見たいくないしねえ・・。

ライブでもCDでも・・とにかく好きなアーティストのよい作品が聞ければいいわん♪

  • |2007.05.15
  • |Tue
  • |10:43
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ぽら ⇒

うわ~~お宝発掘だね~~^^
読みたいっっ!アンディさんのこと、知りたいっ!!
今探したら洋書しかなかったよ;;
また頑張るかなあ…でも半分も理解できないしなあ。
やっぱり、のんびり探すか…。

  • |2007.05.15
  • |Tue
  • |12:37
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RIKI ⇒

>あまぐりさん
な~んも考えずにライブにウキウキ行ってるばかりの私には、とてもヘヴィな本でした。
好きなことやってるからといって、楽しいばかりじゃないってことね。
イケメンくんたちもお疲れじゃなきゃいいけど。いや絶対消耗してるよ~
暖かく見守ってあげてちょ。
ホールさんたちはすっかりマイペースだから、楽しんでるはず・・・だといいな。

>ぽらさん
ここにあるよー
http://www.amazon.co.jp/XTC%E2%80%95%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%B3-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9-%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%82%A3/dp/4880081922/ref=sr_1_5/249-9256800-9823509?ie=UTF8&s=books&qid=1179231799&sr=1-5
げげ。URL長すぎ・・・一応あまぞんのリンクです。
わたしもここでGetしました。古本なのに安くないけど・・・
アンディさんはケンカばっかりしてる偏屈オヤジです。
でもコリンのインタビュー読んだら、可愛いおっさんだなとおもいました(笑)

  • |2007.05.15
  • |Tue
  • |21:31
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マル

XTC好きなんですが、この本持ってないんです。
やはりおもしろいんですね。うちの方ではよく古本屋
さんに置いてありますよ。

有名なトッド・ラングレンのプロデュース作は、XTC
至上最高の修羅場だったようですが、作品はこの上なく
美しいです。とにかくプロデューサーの言うこと
聞かないことでアンディは有名です。それならセルフ
プロデュースすればいいんじゃないかと言われると、
いやそれはダメだ。客観性がなくなるとアンディ親分!

とにかく典型的な天才肌の変人親父です。
この本僕も今度買ってみます。新作創らないかなあ。
僕は結構最近のアルバムも好きなんです。

  • |2007.05.16
  • |Wed
  • |01:29
  • |URL
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RIKI ⇒

マルさん、是非読んでみてください。笑える類のおもしろ本じゃないけど、色々と分かりますよ。
トッドとアンディなんて、似たもの同志過ぎて誰が観ても上手くいかないって思うよね(笑)
でも出来上がったアルバムには満足したみたいです。

最近のアルバムって、アップルヴィーナスとWASPスターですよね。聴きました。
すんごいよかった・・River Of Orchidsで鳥肌ゾゾゾー!でした。
Easter Theatreでほろほろ泣きました;;
これが彼らの最後のアルバムでもいいや・・・って思ってます・・・そりゃ引退して欲しくはないけどさ~;;

  • |2007.05.16
  • |Wed
  • |09:10
  • |URL
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